ヴェロスタお客様インタビュー 伊藤 嘉奈子 様

「ヴェロスタはロードバイクの第2基地です。通勤はもちろん、自転車を何倍も楽しめるようになりました!」

「自転車通勤」を目当てにヴェロスタに入会した伊藤さまに、ヴェロスタ利用のきっかけ・ヴェロスタの利用方法・伊藤様のサイクルライフの変化についてうかがいました。

職場の近くに雨風をしのげる駐輪場がない

Q:ヴェロスタ入会前の伊藤さんの状況を教えてください

以前は約6万円のクロスバイクに乗っていました。職場も自宅も郊外にあり30分の自転車通勤をしていました。着替えは会社のトイレでした。駐輪場は「安全そうな150円コインパーキング」を利用していました。クロスバイクは高価な自転車に比べると「自転車泥棒にとっては価値が低い」と考えていたからです。盗難被害こそありませんでしたが、シフトにいたずらをされたことはあります。

公共の駐輪場に停めるのは不安

堺市から18キロを自転車で通勤したい!

Q:ヴェロスタを見つけたきっかけを教えてください

引越し後に電車通勤をしていたのですが「やっぱり自転車通勤をしたい!」と思ったことです。通勤となると8時間以上も安心して停めておける駐輪場が必要です。しかし、職場のある大阪市本町には屋根のある駐輪場がありませんでした。思い浮かぶのは高速道路の高架下のコインパーキングぐらいです。

そこで、有人管理のコインパーキングはないかと「本町 駐輪場」と検索したところ、ヴェロスタを見つけました。「あっ、これは便利!」とかなり興奮しました。しかし、ヴェロスタは月極だったので、毎日18キロを走る自信がなかったことと、6万円のクロスバイクに月6,000円の利用料を払うという点で悩みました。

Q:ヴェロスタ入会の決め手は?

ロードバイクPinarello(ピナレロ)で御堂筋を通勤する伊藤さん。

ロードバイクを新しく購入したことが決め手でした。一目惚れで衝動買いをしたPinarello(ピナレロ)という約30万円のロードバイクです。申し込んだのはヴェロスタを見つけてから数ヶ月後だったのですが、4名もキャンセル待ちの状態で「ニーズがあるのだな!」と俄然利用したい気持ちになりました。

ヴェロスタは「雨露をしのげて盗まれない」

Q:ヴェロスタは通常見学はできませんが不安はありませんでしたか?

私にとって「雨露をしのげて盗まれない」ことが最優先でした。ホームページを見ると「セキュリティが万全」なことはよく分かったので、それ以外の細かいことは気になりませんでした。使い方は動画で親切に解説してありましたし、写真を見るかぎり少しぐらいなら荷物も置けそうでした。職場からも近いし「ここは使い勝手が良さそう!」とすぐに申込みました。

ヴェロスタはカードキー式で部外者は入れないから安心・安全。屋内なので雨風をしのげるので夜も置いておける。

雨と飲み会は自転車を置いて帰宅。夜も安心

Q:ヴェロスタ入会後の伊藤さんの自転車通勤の概要を教えてください

自転車通勤は週に3〜4回です。堺市の自宅から堺筋本町までの約18Kmを90分かけてゆっくり走ります。仕事中に雨が降り出したり、急に飲み会が入った日はヴェロスタに自転車を置いて電車で帰宅します。夜に安心して置いて帰れる点はポイントが高いです。

朝ヴェロスタに着くと、ヘルメット・ウインドブレーカー・グローブなどをロードバイクに引っ掛けます。そしてフィッティングルームでスーツに着替えます

ヴェロスタでスーツに着替え、化粧をなおしてから歩いて出社する

化粧道具や汗ふきシートは自分のスペースに置いておきます。自転車通勤では電車通勤と比べて着替えなど荷物が2倍に増えるので、自転車用品をヴェロスタに置いておけるのは思いのほか助かっています。

伊藤さんがヴェロスタにロードバイクを置いて帰る時の様子

費用面については、自転車通勤の回数が増えるほど交通費が安くなるので、ヴェロスタの会費を払っても単純に出費が増えることはありませんでした。週3〜4回も乗れば、これまでと同じぐらいの交通費で自転車通勤ができるようになりました。

自転車通勤をすると楽しくて健康になる!

Q:自転車通勤を始めたことで変化したことを教えてください

変化は沢山あります。

まず、風を受けての90分の通勤は本当に楽しいです!この間はリラックスしていて、気持ちがいいのでよく鼻歌を歌っています。電車通勤の1.5倍も時間がかかるのに、朝の楽しい時間が増えてむしろ嬉しいのです。電車でのスマホとは気分が全く違います。

始業後の気分も全く違います。電車通勤の日は「満員電車で疲れたな・・・」という気持ちで仕事が始まりますが、自転車通勤では「さあ仕事!」と清々しい気持ちで取りかかれます。

性格も変わりました。私はコールセンターに勤めているのでクレーム対応もするのですが、以前よりも前向きな気持ちで応対できるようになりました。ネガティブが減っていい感じです。

体調も良くなりました。自転車通勤を始めてから2週間ほどで体がかなり軽くなりました。全く違います。続けているうちに背中のお肉がスッキリとなくなり、足首・ふくらはぎ・腹筋を中心に体が引き締まりました。

おまけに、自転車に乗るとお腹が空くので何を食べても美味しいんですよ。「美味しく食べて、飲んで、楽しめる!」自転車通勤の醍醐味です。

伊藤さんが感じている自転車通勤と電車通勤の違い

通勤自転車電車
通勤時間90 分(着替え込み)40〜50 分
通勤時の気分気分は最高・鼻歌スマホ疲れ
通勤費用乗るほど安くなる電車代が満額かかる
仕事の気分爽快・前向き満員電車疲れ
仕事帰り梅田や難波で映画などまっすぐ帰宅
体型背脂解消・引き締まる
オシャレ服のシルエットが良くなる
美容化粧ノリがよくなる
食事食事が美味しい!

都心にあるサイクルライフの第二基地

Q:最後に、自転車通勤を検討中の方にメッセージをお願いします

最初は「通勤のための駐輪場」としてヴェロスタを使い始めましたが、今ではその範疇を超えて「都心にあるサイクルライフの第二基地」として使っています。

例えば、淀川サイクリングなど大阪市内で待合せをする時にはヴェロスタに自転車を置いて帰り、当日の朝に電車で市内まで移動します。サイクリング旅行の時には、帰り道に新大阪から堺市まで30キロ近く走るのが辛かったので、新大阪からヴェロスタまで自転車で移動し、電車で堺市の自宅まで帰ったこともあります。夜でも雨でも安心して置いて置ける場所があるから可能な使い方です。

通勤を叶えるだけじゃない。サイクルライフの楽しみが増える!

まずはヴェロスタで自転車通勤から始めてみてください。とても楽しめます!

伊藤さんがロードバイクを始めたきっかけはマンガ『弱虫ペダル』。
休日は琵琶湖一周・しまなみ海道などサイクリング旅行を楽しんでいる。

伊藤さまありがとうございました!

取材2017年3月


ヴェロスタお客様インタビュー2 土肥正朋様

「結婚後ロードバイクに乗る機会が減りましたが、自転車通勤でまた楽しめるようになりました。」

「自宅にロードバイクを置けない事情」からヴェロスタに入会した土肥さまに、ヴェロスタ利用のきっかけ・ヴェロスタの利用方法・土肥さまのサイクルライフの変化についてうかがいました。

結婚後ロードバイクに乗る機会が減少

Q:ヴェロスタ入会前の土肥さんの状況を教えてください

2009年にロードバイクを購入し近所だった淀川河川敷を走っていました。
2012年に結婚して住吉区のマンションに引っ越すと、3つの理由でロードバイクに乗らなくなりました。

1つめは街中に暮らすと乗る機会を自分でつくらないと走れないことです。

2つめはマンションのルールで自転車を丸ごとエレベーターに乗せるのがNGで、乗るたびに輪行バッグに入れるのがとてもおっくうだったことです。1階には二段式の駐輪場がありましたがフレームが曲がるので置きたくありませんでした。

3つめは子供が3人に増えて自宅が手狭になり、ロードバイクを置くスペースがなくなってきたことです。

自分のロードバイクへのモチベーションも下がっており「ロードバイク処分の危機」でした。

自転車通勤をすればまたロードバイクに乗れるかもしれない

Q:ヴェロスタを見つけたきっかけを教えてください

2014年ごろ、「自宅以外の場所に自転車を置けないだろうか。自転車通勤をすればまたロードバイクに乗れるかもしれない。」そう考えたことがきっかけでした。

最初は「Trek Bicycle」や「GIANT」など、自転車ショップが運営している駐輪場から探しましたが都合の良い場所にお店がありませんでした。一瞬「有人の駐輪場」も考えましたが、管理人がロードバイクとママチャリを一色たんにしてガシガシ奥に詰めていくのでやめました。最後に、鍵をかけておける「屋内駐輪場」ならロードバイクにぴったりだろうと検索したところヴェロスタを見つけました。他に類似のサービスが無かったので問い合わせをしました。

Q:ヴェロスタ入会の決め手は?

必要な条件を満たしたことです。私は淀川を走れれば満足です。自宅と会社の中間地点にあるヴェロスタは程よい場所でした。堺筋本町という立地もロードバイク専門店が複数あるので良いと思いました。施設面では鍵をかけてロードバイクを安心して置いておければ十分でした。ヴェロスタのホームページにある写真から設備も大丈夫だと感じました。駐輪場手当てを会社からもらえることもわかりお金の問題も解決したので申込みをしました。

土肥さんは、会社と自宅の間に「ロードバイクに向いている駐輪場」を借りて自転車通勤をすれば、
再びロードバイクを楽しめるようになるとヴェロスタに入会した。

通勤は、ロードバイクと地下鉄を併用

Q:ヴェロスタ入会後の土肥さんの自転車通勤の概要を教えてください

住吉区の自宅から「ヴェロスタ堺筋本町店」までは地下鉄を使います。約30分です。ロードバイクに乗ると大阪市内から南摂津まで北上し、淀川河川敷を走って摂津市の会社に到着です。約17Kmを60分で走ります。私は自宅にロードバイクを置けないために駐輪場を探したので、電車とロードバイクの二段階通勤となりました。雨の日や飲み会のある日は、そのまま電車に乗っていると会社に行けてしまうので、堺筋本町で降りるかどうか葛藤することもありますよ。

土肥さんがヴェロスタにロードバイクを置いて帰る様子

ロードバイク処分の危機から一転、仕事まで上向きに

自転車通勤はストレス解消になるだけでなく、仕事の成果も上がるなど多くのメリットがあった。

Q:自転車通勤を始めたことで変化したことを教えてください

色々あります。まず、ロードバイク処分の危機だったのに持ち直しました。今では買った当時の1.2倍ぐらい走っています。通勤なので毎日乗れることが嬉しいです!

また、朝のあの時間帯にロードバイクに乗れることが良いですね!ぎゅうぎゅうの電車やバスで疲弊するのは嫌だと思っていたのですが、自転車にするととても快適に会社まで行けました。淀川を走るのは気持ちよくストレス解消になります。

朝の「仕事の気持ちのかかり方」も全く違います。満員電車ではどうしてもスマホを触ってしまいますし、会社についてからエンジンをかけるようなもので、「タバコを吸ってからにしようかな・・・」となってしまいます。一方、ロードバイクは運動による疲れでアドレナリンが出るので「やるぞ!」となります。会社についた時には暖機運転までできていてすぐにアクセルを踏めるので、気が重い稟議を勢いで片付けられたこともありました。

さらに良いことに、仕事が以前よりうまくいくようになりました。走行中は両手が塞がっているので前を見るか考えることしかできません。すると仕事の段取りを考えたりアイデアを出したりします。ロードバイク通勤を始めてから大きなプロジェクトを良い形で終えることができ、仕事がうまくいった感があります。気持ちが一段階上がった状態で仕事に取り組めているのだと思います。

体も変化しました。太ももの筋肉がついてお腹周りが引き締まりました。代謝も上がり、体力もつきました。ドロップハンドルを握ると前傾姿勢になるので骨盤を意識して起こし、腹筋で上半身を支えながら乗っています。これはスキーにも役立ちます。

土肥さんが感じている自転車通勤と公共交通機関通勤の違い

通勤自転車電車
通勤時間90分(地下鉄+自転車)90分(電車+バス)
通勤時の気分爽快!すり減り感
通勤費用駐輪場手当あり通勤手当あり
仕事はじめ暖機運転からのスタートエンジンがけからスタート
仕事上向き
メリットロードバイク復活
運動不足解消
景色を楽しめる
体型太もも・腹回り強化
体力増強・スキーにも効果的

ロードバイクで肩身の狭い思いをしている人の救いの場所

Q:最後に、自転車通勤を検討中の方にメッセージをお願いします

私と同じように結婚やマンション住まいをきっかけにロードバイクに乗ることを諦めている方へ。

知人の数名がロードバイクを処分したのですが、きっかけは結婚が多かったです。最初は家の中にロードバイクを飾るのですが、子供ができて部屋が手狭になってくると最初にやり玉に上がり「あれをどうにか」と言われます。

だから埃をかぶっているロードバイクが大阪にはきっと沢山あります。オークションサイトに出品されている自転車を見ると、私と同じ世代の人が手放しているのだろう・・・と想像してしまいます。

家で眠っているロードバイクを蘇らせるのに自転車通勤は良い手段でした。ロードバイクが家の中にあることで肩身が狭くなっている人が、再び自転車に乗ることができたら良いと思います。ヴェロスタはそんな人の救いの場所です。

「またロードバイクを楽しめるようになって嬉しい!」と土肥さん

土肥さまありがとうございました!

取材2017年4月